2013.12.26 木曜日 09:13

秋の会員様参加イベントが12月7日(土)「大山崎山荘美術館」で開催されました。

 少々冷え込みながらも良いお天気に恵まれた12月7日(土)、アサヒビール様の御厚意を得て、今年は京都府乙訓郡にあるアサヒビール大山崎山荘美術館を訪れました 。

 この山荘は、昭和初期に実業家 加賀正太郎氏が山荘として設計し建てたものです。1990年頃、山荘の取り壊し計画に地元住民が反対し、縁あって京都府から保存協力の依頼を受けたアサヒビールが、天王山麓の景観を保全するために山荘を買い上げることになりました。荒廃寸前だった山荘は、京都府、大山崎町の協力も得て、1996年に美術館として見事に蘇ったのです。


 山荘入口からは坂道が続き、緩やかな螺旋を描くように山荘の庭園へ誘われます。今秋の見おさめかと思われる見事な紅葉と秋の花々や山草が茂り、山荘に着くまでに目の保養が出来ました。
 今回の参加は総勢18名の皆さまで、11時の集合時間より、早めに来られた方々は、庭園の散策や近くの宝積寺(ほうしゃくじ)まで足を延ばされ、往く秋を堪能しておられました。


 美術館は本館と建築家の安藤忠雄氏によって増設された2つの別館で構成されています。本館にはアサヒビール初代社長山本為三郎氏収集の陶器を中心としたコレクションが並び、別館の一つである半地下構造の円柱形ギャラリー「地中の宝石箱」には印象派のクロード・モネの「睡蓮」をはじめ、クレー、シャガール、ルオーの名画が展示されていました。本館を挟んだ対角側にある別館、山手館「夢の箱」は、昔は蘭栽培の温室があった場所で、本館から続く洒落たレトロなガラス張りの廊下は、かつての通路が上手く活かされています。建物は景観との調和を図るように植栽された木々に埋もれ、庭園との調和も美しく、別館と本館を結ぶガラスの廊下は光に映え、利用者にはガラス越しに周りの緑が清々しく目に入ります。
 2階のテラスのオープンカフェからは、木津川・宇治川・桂川の三川や石清水八幡宮のある男山が一望できます。豊臣秀吉と明智光秀の天下分け目の合戦で有名な「山崎の戦い」も、眼下に広がるこの地で繰り広げられたのかとちょっと歴史に思いを馳せながらも、印象派の企画展に因んだ期間限定のケーキを美味しく頂いてきました。
 ランチは、八幡市にある京都 吉兆 松花堂店へ繰り出しました。ここは松花堂弁当の発祥のお店で、「四つ切箱」仕様のお弁当と共に、美しい器に盛られてお箸をつけるのが惜しいような季節の料理を、皆さんと和やかに楽しみました。
 この後、店内で解散となり、それぞれ御自由に、家路につかれる方や隣接している松花堂庭園や美術館へ足を向けられる方とに別れました。
 松花堂庭園には文化財の茶室や枯山水の茶庭などがあり、広大な庭園は京都洛南の名園として親しまれており、街中とは思えない静寂に包まれていました。
 また、美術館では「片岡鶴太郎展」が開催されており、独特なタッチの水墨画や水彩画などが展示されていました。
 さて、次回のイベントは、「スイスワインを楽しむ会」です。2014年1月31日に開催予定です。お楽しみにお待ちください。

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